世間様がお休みを満喫している間、活動を停止している風来爺でございます。
今年は「令和」という新元号とともに超大型連休の到来という前代未聞の事態が発生したため、誰にも見つからないよう縮こまっておりました。
もともとお休みの少ない職場だけに、「超大型連勤」にならなかった事がせめてもの救いです。
さてさて連休も去った事ですし、活動を再開いたします。
今回のツーリング。
テーマは「千葉を満喫」です。
爺は千葉県民ですが、実はあまり千葉を知りません。
「ならば先達の教えを乞うべし」
まずは情報がありそうな場所を目指します。
大多喜町の「旅をテーマにしたカフェ」
さすらいcafeです。
大多喜町と言ってもピンとこない方も多いかと思いますが、県内有数の観光名所「養老渓谷」を有する立地。養老渓谷は市原市と大多喜町にまたがっているんですね。
それゆえ大多喜町には他にもライダーさんが集まるカフェなどがあったりして、実はメジャーなツーリングスポットです。
大多喜城というお城もあります。
なんでも徳川四天王の1人という徳川家の家臣、本多忠勝のお城だそうです。
私は歴史が大の苦手なのでまったく知りませんでした。おまけにすぐ忘れてしまうかもしれません。
ちなみに当日は休館日でした(・・;)
さすらいcafeは、喫茶店というよりも洋食屋さんと言った方がしっくりくる小さなお店。
オーダーしたのは一番人気というチーズハンバーグです。
グツグツしたチーズの海にハンバーグが浮かんでいるといった逸品。おいしいです。
すごく雰囲気のいいお店で、気さくなマスターが大多喜の見どころをレクチャーしてくれます。
ちなみにマスターもバイク乗りです。
最近は乗っていないけれど、カブを買おうともっか物色中とのこと。
私はGNをガン推ししておきました。
さすらいcafeのマスターから受けたのは「養老渓谷を走って、ごりやくの湯に入れ」というアドバイス。
早速養老渓谷を目指します。
ちなみに、千葉の市街地から養老渓谷に向かうルートは国道297を始めいくつかありますが、うぐいすラインを南下するのがおススメ。
市原市に入り市街地を抜けると交通量も一気に少なくなりますし、適度なワインディングもあって気持ちのいいおバイクが楽しめます。
渓谷沿いはフォトスポットも充実。
粟又の滝など、いくつかの滝を巡るトレッキングも人気だそうです。
当日はかなり雨がひどくなってきたため、滝巡りは断念。次回の楽しみに取っておきます。
ツーリングでぜひ観ていただきたいのはもう一つ。
月崎トンネル、向山トンネルという二つの素掘りのトンネル。
まずは月崎トンネル。
こちらは素掘りのトンネルが連なるスポット。
トンネルに至る林道はかなり細く、落ち葉や泥が堆積した状態です。
距離は少しですが、気をつけて行きましょう。
まぁ、小回りの効くGNなら余裕です。
途中で枝ビンタを食らうスポットもあります。
注意!
二階建てのトンネル 〜向山トンネル〜
こちらは向山トンネル。
清澄養老ラインから入ってくると普通のトンネルなんですが、なぜか出口が二段になっています。
もともとあった出口の利便性を改善するために下に新しい出口を掘ったものの、上の出口も埋め戻さなかったために現在の姿になったとのこと。
爺の下手くそな写真でも、その不思議な空間の魅力は少し伝わるでしょうか?
ちなみにトンネル内は駐車・停車ともに厳禁です。バイクと一緒に写真を撮れないのが残念ですね。
最後はごりやくの湯で汗を流しましょうか。
内風呂と露天風呂の二つがありました。
もちろん写真は撮っていませんが(笑)
初めは数人の先客がいましたが、途中から独り占め。雨に降られて冷え切った体をしっかり温めることができました。
貸しタオルもあるので、手ぶらで行っても大丈夫ですよ。
この日のショートツーリング。
走行距離はちょうど200キロでした。
原2で走って気持ちのいい距離ですね。
ワインディングも楽しめる、おススメのツーリングスポットです。
ただし・・・。
この養老渓谷、週末はかなり混み合います。
特に新緑や紅葉の季節といった観光シーズンは、うんざりするほど混みます。
私もかつて赤い日がお休みだった頃に来たことがありましたが、ひどい渋滞に辟易した記憶があります。
週末にツーリングを楽しまれる方はご注意を。